ワクワクした日常をサポートする鍼灸マッサージ師のブログです。
今回は 「ACP」
「アドバンス・ケア・プランニング(Advance Care Planning :ACP)」とは、利用者(患者)本人と家族が医療者や介護提供者などと一緒に、現在の病気だけでなく、意思決定能力が低下する場合に備えて、あらかじめ、終末期を含めた今後の医療や介護について話し合うことや、意思決定が出来なくなったときに備えて、本人に代わって意思決定をする人を決めておくプロセスを意味しています。(ケアする人の笑顔マルシェイベントページより引用しました)
このACPについて、マルシェとその後の懇親会で教えてもらって分かったことは
✅もしもは年齢に関わらず誰にでも起こり得ること
✅その時に意思表示をできる可能性はほんとに低いということ
✅だから もしもの時にどうして欲しいかを具体的に話ておくこと
✅それが家族に限らず、知人友人でも そんな死生観の話ができる仲間が周りにいるのは最高だということ。
さらに
✅実際問題として、本人の意思や希望が叶うだけの仕組みができていないこと。
この話を聞きながら
私は母のことを思い返しました。
母はがんで亡くなりましたが、「余命3ヶ月」をお医者さんに言われたのは 一応別室で母のいないところでした。
『がんで死ぬって どういうこと?』
何か質問ありますか?とお医者さんに言われた時に私が聞いた質問です。
がんで亡くなったという話は あちこちで聞く話です。
でも、なんでしょう、よくわからない、「よくわかりたい」
そう思ったのです。
で、説明してもらって 納得して、治療しないということはどういうことかも説明してもらって
私は見送ることができました。
ここでの お医者さんの説明が私を救ってくれたんだと思います。
と同時に 私自身も専門職として最期のケアを自らできる仕事についていたことも母に感謝です。
まとめ
本人の意思だけでもなく、専門家のアドバイスや協力があって、 その中で本人の意思を一番に優先できる形の「死に方」を生きている私たちが叶えていきたい、と思ったマルシェでした。
2020年 1回目のマルシェは 「20代が創るミライ福祉」
なんだかワクワクしますね!!