ワクワクした日常をサポートする鍼灸マッサージ師のブログです。
前置き
まとまらないと思うので、
前もって、
「本」と、「兄」と、ちょっと「姪っ子」の話です!
去年から
「小説禁止令」を自分に出しています。
理由は、好きすぎるから。
同じ本を何度も読んでしまうから。
さて、
ちょっと前に
平野啓一郎さんの
【私とは何か】↓を読みました。
分人主義の話は以前動画でみていて、この考え方 好きだなーと思うと同時に、そうか、これ、普通か とか、なんだか安心したり納得したりしてます。
で、先日
兄から 「ついでになんか本貸して」
(ついでとは、誕生会に来るついでの意味です)
と、いうので、
ビジネス本的なものを積読の中から5冊ほど、写メしてみたら、
「全部」
とのことなので、
しめしめ、今回は「もう読んだ!」的な被りはなかったなと、
「感謝せいよ✨」くらいの勢いで貸してあげたのですが、
「おまえさー、相変わらず小説禁止令なの?やっぱり小説も読んだ方がいいと思うよ、ゴニョゴニョ」
(ゴニョゴニョの言葉は忘れました)
なんだか、妙に納得。
素直に そうかも!
と、思ってしまいました。
その後、
姪っ子が最近あんまりお喋りをしなくなってきていたので、
「いよいよ、思春期ですかね?」
とか、
「分人がたくさんできているんだねー」と、成長をみまもりつつ。
「平野啓一郎の小説読めば?
分人主義の脳味噌で書いた 小説どんなもんかと思わないの?」
からの
「マチネの終わりに」↓を
どーんと
一気読み
したら 眠れないので、
2夜読み。
いやー、
なんか前半気分悪かったですよ、
こんないろんな人の感情に久しぶりにふれて、女性、いや、ヒトの強欲とも愛情ともいえる揺さぶり具合に、なんかちょっと憧れと、怖さとを感じました。
まとめると、
物語は、今いる場所と違うところへ行けるから
やっぱり好き。
なので、
「禁止令やめる!!」
宣言でした。