ワクワクした日常をサポートする鍼灸マッサージ師のブログです。
漢方の勉強
新見正則先生の漢方の勉強会に参加してきました。
今回のテーマは
【アスリート(ドーピング検査がないレベルまでの方)向けの 男女別 漢方 各三種類】
です。
…
はじめに イメージしやすいように、
虚証と実証の大まかな 区別の仕方です。
【実証】…
アスリート、筋肉質、たくさん食べる、我慢ができる(から、食べないことも、平気、徹夜も平気)
【虚証】…
運動を好まない、食が細い すぐお腹いっぱいになる、我慢がきかない。(←私ここ)
なるほど
「ビジネスマンにトライアスロンをやる方が多いでしょ?」
の先生の問いに すごく納得です。
急な会議でお昼抜きでも 平気、残業でも 飲み会で午前様でも 朝は遅刻しない、まさにこんなサラリーマンのスポーツと、いえば、トライアスロン!!
さて
ざっくりと、イメージができたところで、
アスリート向け漢方
つまり
【実証向け】の 漢方です。
↓↓
【男性】
1 えっぴかじゅつとう28番
→痛み止めとして
2 大柴胡湯 8番
→長引く症状、急性期をすぎたものに
3 補中益気湯 41番
→ 元気が出ない時に
【女性】
1 とうかくじょうきとう 61番
→瘀血と便秘
2 麻黄湯 27番
→風邪の引き始め
3 十全大補湯 48番
→ お肌にも良し!
(メモの取り忘れです…_| ̄|○)
※ひらがななのは、スマホが変換してくれなかったからで、それ以外の意味はありません。
まとめ
今回 2度目ですが、新見先生のお話を直にきいて
例えば
えっぴかじゅつとう28番 は、最強の痛み止めで、麻黄がたくさん入っている、
けれども、(実証の方の)
「風邪の引き始めは、麻黄湯27番 が 一番。」
なぜなら、
えっぴかじゅつとう28番には、石膏が入っていて 熱があると冷やす作用があるから、
風邪の引き始めは、体を温めて汗を出した方がいい、と、処方される麻黄湯とは、
この石膏が大きな違いになるわけです。
おもしろい!!
中身を見ながら 漢方を勉強するって、
こういうことなんですね!!
※くれぐれも、麻黄はドーピング検査に引っかかりますので ご注意を とのことでよろしくお願いします!!
新見先生、中山さん、ありがとうございました(o^^o)
今月2冊目 読書。
こちらも是非✨✨