ワクワクした日常をサポートする鍼灸マッサージ師のブログです。
こんなことが。・・・
先日訪問マッサージに伺った施設でのことです。
患者さんのお肌がなんだかいつもよりつやつやしていたので
私 「今日、つやつやですけど、なにかありましたか??」
とお聞きしたら、
患 「昨日の夜 熱がでた」
と仰ってまして・・・
血圧はいつもどおり、触って感じの熱は感じなかったのですが
ナースさんに確認したら「今日はダメ!!」サインが出ました。
原因不明の(検査済み)微妙な血尿が ほかの症状として以前からある方で
90歳を超えています。
いろいろ
こういうケース 難しいと思います。
① もしかしたらこれからまた熱が上がるかもしれないから 部屋で静かにしていた方がいい
「今日はダメ!!」パターン
② 年齢も考慮し、気分転換、様子観察しつつ マッサージをしてもいい
「あとで、様子を教えてね」パターン
③ 筋力も最近低下しているから、通常通り、無理のない範囲で積極的にリハビリを継続
「大丈夫!このくらい、よくあるから」パターン
④ 本人の意向優先
⑤ 責任問題の回避
⑥ その他
・・・
私はだいたい ②+④ の考え方が多いです。
(家族、ナース、施設の確認は必ずとりますが)
※明らかに熱とか、明らかな急性の痛みは別です!!
特に施設の場合は 居室にこもって気分がふさいでしまったり、気になることが言えなくてストレスをためていることもあります。
もちろん保険診療ですから、
身体の不具合の改善を目的にしていますが、それだけが仕事ではないと思っています。
他の例でいうと
例えば・・・
寝たきりが進行して、四肢の拘縮が進んでしまって 床ずれもできている方に対しての
ナ「もう、マッサージは必要ないんじゃない?」
と、言われることがありました。
私に直接言ってくださったので、
私「ここからが、出番です!!続けたいです!!」
(ナースに言うのも間違えてますが熱意を・・・(;´・ω・))
・・・
私からみると・・・
〇呼吸自体がつらそうに見えて、少しでも楽になってほしいと思います。
〇体位変換を時間ごとにしていても、体位が楽ではないことが見て取れることもあります。
〇手を強く握ってしまったり、脇をぎゅっと閉めてしまうので、カビが発生することもあります。
でも
これって 難しいです。
いろいろな考え方があって、しかも医療保険の範囲を狭くみるとより難しくなります。
しかし、
施設に入居中という前提があると、介護保険で他にできることは限られてくると思います。
そして、そもそもの人で不足・・・。
いろんな考えがあることを理解したうえで、コミュニケーションを図りながら、誰のため?を考えて できることをコツコツとしていきたいと思います。
おまけ
※パッと見た目、テカテカと、つやつやは ちょっと注意です。
(もしかしたら、良いことがあった!!なんてときは、ワクワクのチャンスですし!!)