ワクワクした日常をサポートするe.n鍼灸マッサージ院のブログです。
台風のお盆休み―西穂高丸山と流星群ー
今年は異例のルートをたどる台風が日本列島を狙っていた頃、恒例の夏山登山へ行ってきました。
目的地は、西穂高丸山。
宿泊先は、標高約2,385mにある西穂高山荘。
出発前から、少しだけ不安はありました。
というのも、去年の夏も同じツアーに申し込み、強風のため中止になったからです。
前日、いや、当日に中止の連絡が来るのではないかと・・・
でも来なかった。
これは行くんですね。
今年は行けるんですね。
台風の進路を確認しながら、ツアーだし「まあ、なんとかなるでしょう」と出発することになった。
今回の山旅は、なんと30人の大所帯。
みんな多分中止の連絡が来るのではとドキドキしていたはず。
新宿から松本へ。
朝、新宿駅から特急「あずさ」に乗り込む。
目指すは松本。
松本駅からはバス移動100分 私的には一番の難所。
車酔いの恐怖。
とりあえずクリア。
そして、いよいよ新穂高ロープウェイへ。

ロープウェイを2つ乗り継いで、一気に標高を上げる予定・・・
ところが――。
まさか。
いや。
実は、予想は多少していた。
そう、
「ロープウェイ、動いてない……」
という現実。
⸻
超焦る添乗員さん
この瞬間、一番焦っていたのは、私たちではない。
明らかに、添乗員さんだった。
ロープウェイの運行状況を確認しながら、電話をしたり、情報を集めたり。
そして……
ひたすら祈っている。
もう、仕事というより祈祷に近い。
しばらくして、声をかけてみた。
「大丈夫ですか?」
すると添乗員さん、
「胃がキリキリしてます……」
そりゃそうだ。
何しろ30人。
しかも、今から30人が泊まれる場所を急に探せと言われても、そんな簡単に見つかるわけがない。
お盆休み。
台風。
山の中。
そして30人。
宿の確保なんて、ほぼ無理なのでは……。
⸻
きっと添乗員さんの日頃の行いでしょう。
しばらくして、運行再開の知らせが。
添乗員さん祈ってくれてありがとう。
無事にロープウェイを2つ乗り継ぎ、登山スタート。
ここまで来るだけでも、すでに一つの冒険といってもいいと思う今回の旅。
⸻
西穂高山荘へ
ロープウェイを降り、いよいよ山道へ。
今回の宿泊先は西穂高山荘。

歩いていると、少しずつ空気が変わってきます。
深呼吸をしたくなります。
夏なのに半袖では寒い。
あまり汗もかかない夏山。
標高が高いってそういうことですね。
途中、高山病予防のために、「息を吐いて〜深呼吸して〜〜!!」
とガイドさんからのアドバイス。
吐くのが先、的確。
無事に山荘に着いたのが6時少し前 予定より2時間以上遅れての到着。
すぐに夕飯が始まる。


豪華。
すごく美味しい。
みんな早食い。
立て続けに、凍えそうな気温の中、夕日を眺め

この度のメインイベント、ペルセウス流星群に備え早寝。
午前3時 満天の星空。
これは来ないと見られない。流れ星がいくつも流れておりました。
……しかし。
ここで残念なお知らせ。
私はiPhoneで星空を撮影しようとした。
したのだけれど。
写真、真っ暗。

設定がよく分からない。
肉眼ではあんなに星が見えていたのに、写真を見ると、
「……夜ですね」
というだけの写真。
悔しい。
ものすごく悔しい。
ということで、同行した先輩から素敵な星空写真を拝借。

自分が撮った写真ではないけれど、あの夜の星空を記録として残せることに感謝。
余談
30人の大所帯、やっぱりハプニングは起きる
30人もいれば、何も起こらないわけがない。
山小屋に到着してからも、いろいろあった。
「布団がない!」
「靴がない!」
「落とし物をした!」
そして極めつけ。
「……1人足りない?」
30人いるはずなのに、1人いない。
人数確認をするたびに、ちょっとした緊張が走る。
山旅では、予定通りにいかないことも含めて旅なのかもしれない。
それにしても、30人。
多い。
本当に多い。
⸻
いよいよ丸山へ
2日目。
この日の目的は、西穂高丸山山頂。
天候がどうなるか心配していたけれど、山の景色は見事だった。
昨日までの台風騒ぎが嘘のように、目の前には北アルプスの山々。



Screenshot
山頂から見る景色は、やっぱり格別。
「ここまで来てよかった」
そう思わせてくれる景色だった。
台風の進路に振り回され、
ロープウェイが止まり、
添乗員さんの胃がキリキリし、
星空を見上げ、
流れ星を眺め、
布団がなくなり、
靴がなくなり、
落とし物があり、
そして一人足りなくなった。
それでも最後には、30人そろって(たぶん)山を楽しむことができました。