ワクワクした日常をサポートする鍼灸マッサージ師のブログです。
最近思うことをつらつら書いてみました。
認知症について
認知症は 訪問マッサージをするにあたり避けては通れない話でありながら、言葉にするのが非常に難しい話題でもあると思います。
取り上げられる多くは
アルツハイマー、ピック、レビー、脳血管性、正常圧水頭症などです。
共通事項として認知機能の低下の症状がでる場合が多くあります。
そして、そのそれぞれに、【個性】が加わります。
だから、誰一人として 同じではないのは、当たり前だと思います。
なにを見たら
認知症の専門医の先生がツイッターで
認知症だから 攻撃性が強いわけではなくて、その方が器質的に攻撃性ある精神疾患をもっていることが多い
と ツイートしてました。
これも納得です。
訪問マッサージの仕事は
認知症を発症してから 体の不具合も加わり 通院が困難になる方が対象となる場合が多いです。
よって それ以前の姿を知らないのです。
今ある症状だけをみて、暴力的であるとか、不穏であるとか、または、いつもにこにこしている と思いがちです。
これもまた 正解がわからないのです。
すべてを認知症があるからとするなら ある意味で「楽」で納得することもできますが、
それで ほんとうにいいのかな?と思います。
しかし、以前の姿を知ったら何が変わるのかは わかりません。
ただできることは・・・
目の前にいる ご老人に人生の先輩として 敬意を払うことを忘れないようにすること。
と、
この方が 「ワクワクすることはなんだろうか?」の解を日々模索することです。