わくわくした日常をサポートする鍼灸マッサージ師のブログです。
担当者会議
略して 担会と言うそうです。
介護業界では、サービス担当者会議というものがあります。
これは、ケアプランの原案に基づいて ご本人、ご家族、ケアマネ、医師、サービスを提供する人々が集まり、より良いサポートをする為のお話し合いをする場です。
その方にかかわる介護保険のサービスを提供する方々が一斉に集まります。
介護保険の集まり!!
つまり
医療保険を使う 訪問マッサージは、
介護保険のケアプランには、登場してないので、この会議はあまり呼ばれません。
全く違う枠であり、お隣の枠でもあると思います。
私がいた以前の職場のスタンスは、「都合があえばいきます!」の感じだったので、一回だけ参加させてもらいましたが、これは、とても有意義なものだと思いました。
個人で仕事を始めてからは、「担当者会議、できるだけいきます!!ので、声かけてください。」のスタンスでいます。
結果的に、個人宅は ほぼ全部呼んでもらえています。
なぜ
なぜ有意義かということは、いうまでもないかもしれませんが、
デイサービスでの 介護の仕方、お家でのヘルパーさんの仕事内容、睡眠傾向、リハビリの内容、苦手なこと、最近の変化・・・多方面から共有できること、発見が多々あることが大きな理由です。
主役の患者さんに関してはもちろんですが、他の患者さんにも伝えられることも多く「学びの場」のひとつにもなっています。
たとえば、
運動不足は、気になるけれど、一人で外へ出ることが怖い方には
「この前聞いた話ですけど、運動がメインで半日だけ行けばいい、デイサービスもあるみたいですよ? 」
とか。
さらには、私自身が ケアマネさんと繋がることで、
「ちょっと この解釈がわかんないんですけど、何を目的に こういうサービスを勧めるんですか?」
と、教えてもらったりできます。
繋がりが広がることも とってもありがたいです(*´▽`*)
もちろん、
マッサージ師として 意見や提案もします。
「〇〇さんは、手の変形で、お塩の蓋は開けられない方ですので、どうか、しめないで置いておいて下さい」とか、
「冷えると痛みが強く出る方なので、汗をかいていたら、お着替えを手伝っていただけると助かります、時間がかかってめんどくさくて 着替えを諦めちゃうみたいなので・・・」とか
・・・(;´・ω・)
マッサージ師として、というより、患者さんが言えないことを言ってる気もしますが…。
でも、ここで大事なのは、
体を触る仕事だからこそ、「本音をポロリ」 してくれやすいのです。
このせっかくでてきたポロリを、このチャンスに伝えるのも仕事のひとつかなあと思います。