ワクワクした日常をサポートする鍼灸マッサージ師のブログです。
寒いですか??
いつもの場所で 車椅子に座っている患者さんの姿に違和感を感じました。
なんか・・・
今日 大きくない?? との最初の印象でした。
アメフトの選手みたいに ガッチリした上半身で…
で、聞いてみたわけです
「〇〇さん、今日 大きくないですか?」
もちろんキョトンとされます。
もちろん冗談のつもりでした💦
…
「寒いですか?」と聞くと 寒いとのことでした。
居室まで、車椅子を自走してもらう時も なんだかいつもよりのんびりしていて、
動きが重い感じがします。
お部屋に入って エアコンの温度を調整して
数えていきます。
長袖の肌着→長袖フリース→セーター→長袖の肌着→タンクトップ→セーター→パジャマ
合計7枚 大体厚手の長袖。
認知症のある方です。
寒かったのもあると思います。
が
洋服を着ていることを忘れてしまったことも考えられます。
でも 「寒い」と この時点で訴えがある以上はちょっと注意です。
熱を測ってみると 36、8度
これだけ重ね着をしていたら 熱が篭りますのでなんとも言えません。
で改めて
「寒いですか?」
と聞くと
「もう寒くない」とのこと。
…
一枚ずつ 脱がせていくと、
長袖が肘の上でクシャッとなってます。
これでは 加圧状態で車椅子だって漕ぐのが大変です。
そして 下から2番目の 襟付きのフリースが後ろ前反対。
これは 苦しいし、こんだけきていたら 肩も凝ります。
結局
何が言いたいかというと、
【気づいてますよね??】
と周りを責めたい気持ちにも正直なります。
ですが、
責めてもなにも変わりませんので、アクションとして
「一声かけてください」
ということです。
こんなに着てたら 体調悪くなります。
温度管理されている施設での服装ではないと思います。
、
一緒にお着替えを手伝いながら、
「あ、後ろ前反対ですよ笑」
とか言って
笑い合って 楽しい時間が過ごせるんですよ!!!
なんて
一応 前向きに締めてみましたが、
「気づいてますよね?」が本音で
「楽しい時間が過ごせますよ」が、事実です。
気づいたら、スルーしないで
できることはやる、
できないことは協力してもらう
と、いうのはどうでしょうか??