ワクワクした日常をサポートする鍼灸マッサージ師のブログです。
施設でのマッサージの時に
患者さんが食堂にいたら、お部屋に戻って施術をして 再び食堂に戻ってもらう。
ここまでが大体基本ルールです。
お部屋に一人でいたいと仰られても、その日の体調によっては 一人でいるのが危ないことがあります。
毎日一緒にいる訳ではない私たちは 小さな変化を見落としているかも知れないという気持ちを持って その時にいた場所に一度戻ってもらい 施設の方に引き継ぐ、こんなルールがどこの会社にいてもあるように思います。
なので、
食堂からお部屋までの道がいいリハビリになったりするのです。
車椅子の方でも できるならば自走してもらって 運動の意味を持たせる。
と、思っていても、
大体の方が、急いでくれます。
待たせたら悪いってどこかで思っているようで、手すりを使って引っ張りながら車椅子を漕いでいる方が多いです。
これはこれで危なくなければいいのですが、
運動という意味においては いまいちなので
「ゆっくりでいいですよ〜」 「両足使ってこいでくださ〜い」 っていつも伝えてます。
そしたら、
「そうね、急ぐ旅ではないものね」
と可愛らしい返事をしてくださった方がいて、 それ以来、急ぐ旅ではなはですよね〜が合言葉になりました。
お年寄りの合いの手や、こういう言い回しが たまらなく好き!!